今回の検査具は、インパネ周りについている内装部品の一つを管理するものです。
取付基準部は脱着式でスキブロックと一体のアルミの削りだしになります。
ブロックの製作途中です。
設計段階でブロックを分割して加工時間の短縮と材料費を抑えます。
写真のブロックは形状的に分割して加工した後、組み立てて縦にブロックを起こして加工する方法を選択しました。
アルミの削りだしのブロックはこんな感じに仕上がりました。
ノックピンにて位置決めするようにしてあります。
スライド基準部です。
ブロック側の当たり部分は硬質のケミカルウッドを埋め込み加工してあります。
色を塗るとほとんど分かりませんが・・・涙
スライド基準部の製品リブを測定したいという仕様です。
相手物位置はノックピンで位置が決まり、ノックピンを抜いて製品リブに当たる位置をメモリで測定するようにしてあります。
製品の角穴基準の芯ズレを測定する仕様です。
ガタツキのないように製作すると部品の抜き差しは指で引っ張っても簡単に抜けないことが多いです。
簡単に抜けるようにして欲しいという要望はお客様からも多いです。
要望にお応えする形でこのような治具を付属させていただいています。
魂込めてお客様の製品の品質を守らせていただきます!
是非こちらの製品事例紹介のほうも参考にしてください。
FaceBookページも是非どうぞ!!